北京

2014年6月19日

 パリから帰国しました。
 というか、いまはまだ機内です。機内でもネットにアクセスできるようになりました。便利になったんだか、さらに働かされているのか?

 前回のブログの続き。
 6月4日、小豆島から戻ってすぐに、高円寺で劇作家協会の戯曲セミナー。
 翌日は、大阪大学で授業。そして、6日(金)は午前中は、宝塚市の小学校でモデル授業。午後は、阪大で開催された国際ドゥルーズ学会でアンドロイド演劇『さようなら』を上演しました。
 午前中は、小学校で子供たちと戯れ、午後はドゥルーズの研究者たちとアンドロイドについて話すという目まいのするような日でした。劇団と分かれて、私はそのまま高松へ。
 7日(土)。この日から、四国学院大学が主催する「四国広域圏の劇場運営を担える人材の育成を目的としたアートマネジメント実践講座」が始まりました。コース設置四年目にして、中四国地区で唯一(というよりも兵庫以西では唯一)、文化庁から「大学を活用した文化芸術推進事業」に指定されました。
講座の方は、想定以上の参加者が集まり、この分野への大きな期待が感じられました。前回ブログに書いた小豆島町からは、町役場の職員中心に10名以上の参加者がありました。

「アートマネジメント実践講座」ついに動き出しました!まずは「アートマネジメントの基礎を学ぶ」ということで、6月7日(土)平田オリザさんによる講座が受講生向けに行われました。今後、受講生はノトススタジオをはじめとした、四国内の文化施設で行われる公演やワークショップに実践的に関わっていきます。

四国学院大学 ノトススタジオさんの投稿 2014年6月8日(日)

10時から15時まで、昼の休憩を挟んでみっちり講義。そのあと、高松-岡山-名古屋と乗り継いで中部国際空港へ。21時15分発の飛行機で北京へ。24時過ぎ北京空港着。
 
 8日、朝10時から17時までみっちりワークショップ。19時から21時はアートマネジメントに関する講演会。
 9日、この日も朝10時から17時までワークショップ。そして同じく、19時から21時まで日本演劇に関する講演会。どこも満員、大盛況でした。
「来年は、ぜひ一週間来てくれ」と各所で言われ、熱烈な歓迎を受けました。日中間のギクシャクした感じなど、どこにもありませんでした。
 3月、4月、6月で、香港、台北、北京と回り、それぞれ翻訳出版の計画などもあり、今後ますます、中国語圏とのお付き合いが広がっていきそうです。

 明日から、東北ツアーの稽古です。今週末は関連事業で盛岡に伺い、その足で青森にも伺います。

http://www.seinendan.org/play/2014/04/3398

 あと、『演劇のことば』が文庫化されました。

https://www.komaba-agora.com/bookstore/cgi-bin/shop/main.cgi?class=all&word=