『サンタクロース会議』丸亀、倉敷公演

2013年12月17日

 今日から、『サンタクロース会議』丸亀公演、週末は倉敷での公演です。
 一つ訂正があります。前回、『サンタクロース会議』アダルト編では特定秘密保護法に触れたと書きましたが、同じ台詞が子ども編にもありました。触れたと言っても一瞬ですが。今年のバージョンが見られるのは、この二都市だけです。お近くの方、どうぞおいで下さい。

http://s.seinendan.org/play/2013/12/3237

 また今日と明日は、城崎温泉にて、街角リーディングが開催されます。
 先月は太宰治の『皮膚と心』を上演したのですが、今月は現代の作家を取りあげようということで、川上弘美さんの『クリスマス』を上演します。朗読は兵藤公美です。

いろいろな賞の受賞の報せが届く季節になってきました。

 まず、青年団演出部の深田晃司が監督した『ほとりの朔子』が、ナント三大陸映画祭でグランプリにあたる「金の気球賞」を受賞しました。また同時に、「若い審査員賞」も受賞しました。この作品には、古舘寛治をはじめ、多くの青年団員が出演しています。
 ナント三大陸映画祭では、昨年、想田監督の『演劇1』『演劇2』(こちらのDVDも、もうすぐ発売!)が、同じ「若い審査員賞」を受賞していますので、ずいぶん多くの劇団員が、二年続けてナントの映画ファンを魅了したことになります。
 『ほとりの朔子』は、タリン・ブラックナイト映画祭でも最優秀監督賞を受賞したそうです。
この作品は、1月18日から、渋谷のイメージフォーラムで公開されます。

https://www.facebook.com/hotorinosakuko

 来年は、深田が、私のアンドロイド演劇『さようなら』を映画化する予定になっています。

同じく演出部の谷賢一が、小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞しました。一月に授賞式があると聞いています。

  http://www.owlspot.jp/odashima_award/

 さらに、以前、青年団に俳優として所属していた刈馬カオスさん(愛知県在住)が、劇作家協会新人戯曲賞を受賞しました。今回は、ちょうどアトリエ春風舎で新作を上演中だった山田百次さんもノミネートされており複雑な心境でしたが、どちらも高い評価を得たようで、喜ばしい結果となりました。

若い世代の活躍に負けないように、私も頑張りたいと思います。