21世紀のチェーホフ

2012年10月20日

 初日です。
 アンドロイド版『三人姉妹』は、今日から11月4日まで吉祥寺シアターで上演、12月にはパリでフェスティバルドートンヌに参加します。

 初日、二日目はオンラインで売り止めとなっていますが、週明け以降は、まだ席がございます。どうぞおいでください。
 21世紀のチェーホフ、21世紀の『三人姉妹』をお見せします。

 また、アンドロイド演劇『さようなら』はこのあと、11月はイタリアとデンマーク、12月はフランス、1月から3月は北米と回ってきます。

 そして本日、いよいよ、ドキュメンタリー映画『演劇1』『演劇2』も公開されます。

http://engeki12.com/
  
私と劇団を扱ったドキュメンタリー映画です。
 先日、釜山国際映画祭のワールドプレミアが熱狂の中で終わり、20日から全国上演、このあと11月末にフランスナントの三大陸映画祭に参加します。
東京での上映館は、イメージフォーラムです。私も各地で、人生初の「舞台挨拶」に立ちます。
 
内田樹先生が、ご自身のブログに、パンフレットへの寄稿文を転載されています。

http://blog.tatsuru.com/
 
 それから、講談社現代新書『わかりあえないことから』が刊行されました。
すでに店頭に並んでいますが、一応発売日は本日となっています。 

 一年間の連載をまとめたコミュニケーション論の本です。
 ここ数年の大阪大学での仕事の集大成でもあります。
 私個人としては、内田先生の『日本辺境論』への返歌のつもりで書いた文章でもあります。
 こちらは帯の推薦文は、鷲田清一前阪大総長、谷川俊太郎さん、茂木健一郎さんにお書きいただきました。ちょっと贅沢すぎですが、久しぶりの新刊なので。

 最後に、これも人生初の小説『幕が上がる』は、11月8日刊行となりました。
 高校演劇部を舞台にしたベタな青春小説です。中高生も読者対象としているので、お子さんのいらっしゃる方も、ぜひ、お買い求め下さい。

 というわけでいろいろ行事が重なり、マスコミへの露出も増えます。
 今週は、ラジオに二つ出ました。
 来週月曜日も、大竹まことさんの番組(文化放送、2時25分くらいから)に出ます。

青年団は、新人募集を停止しましたが、その代替機能として、アゴラ劇場に演劇学校を立ち上げることとなりました。
 とりあえず、来年限りの実施です。
ふるってご参加下さい。
 詳しくは劇場、劇団のサイトをご覧下さい。

http://www.seinendan.org/jpn/news/index.html