今後の上演について

2020年3月23日

 刻一刻と状況が変化しておりますので、まとめて、ご報告したいと思います。

 すでにお知らせした通り、3月末上演予定だった『馬留徳三郎の一日』尼崎公演は、7月に延期となりました。すでに前売りチケットをお買い求めのお客様には大変申し訳ありませんが、返金手続きをお願いいたします。

http://www.seinendan.org/play/2019/12/7035

『馬留徳三郎の一日』高円寺公演、上田公演、豊岡公演は、現在のところ予定取り実施する方向で準備を進めています。
 また、江原河畔劇場プレオープン企画『隣にいても一人』も、予定通り上演いたします。

 ただし、いずれの公演も、直前まで状況を精査し、さらに感染が広がる場合、特に政府、自治体から非常事態宣言などが出された場合は、上演を即座に中止いたします。

 公演にあたっては、専門家会議からの報告などをふまえ、以下のような形態での上演を予定しております。

・客席数を定員の六割程度に限定し、客席間の距離を十分にとります。
・いずれの公演でも、受付時間の繰り下げや開場時間を短縮するなどの措置を講じ、客席での会話も最低限のものにするようお願いいたします。
・各所に消毒液、ハンドソープ等を設置します。
・洗面所・手すり・ドア・座席等は各回ごとに、厳重に洗浄・拭き取りを行います。
・最大限の換気を施行します。
・非接触型の機器を用いて、お客様の体温を測定させていただきます。37.5度以上の場合は、ご入場をお断りいたします。
・関係者への面会はお受けしません。
・万が一の場合に備えて、お客様の連絡先を控えさせていただきます。
・体調の思わしくない方には来場をご遠慮いただきます。そのため、キャンセルに関しては、当日まで、すべて払い戻しの対応をいたします。

・ご来場されるお客様には別途、ホームページなどを通じて、注意とお願いをいたします。

このことにより、専門家会議が要請している重要な注意点は、ほぼクリアできるのではないかと考えています。

1.各会場ともほぼ100名以下での観劇となります。
2.劇場は、各会場とも換気の設備が整っています。
3.不特定多数の観客同士が会話を交わすことはほぼありません。また、観客同士の距離も十分にとります。

ただし、座・高円寺は、杉並区の公共施設が全館休館中であり、四月に入ってもこの措置が継続されるようなら上演は不可能となります。
上田公演は、上田市側が主催の公演なので、主催者の意向に従います。

 私たちは常に、お客様の安全を第一に考えつつ、できる限り上演を遂行していきたいと願っています。
 専門家会議からも、リスクの低いところからの再開という言葉も出ておりますので、リスクを最大限、軽減させての上演を目指します。