『日本文学盛衰史』初日があきました

2018年6月09日

昨日、無事、初日があきました。
昨日、今日とたいへん好評をいただいております。

https://togetter.com/li/1235106

城崎での最後の日々。
6月1日 公開リハーサルのゲネプロ。
 6月2日 城崎国際アートセンターでの公開リハーサルが無事に終わりました。
 「これは、いったいお客さんに伝わるのだろうか?」という心配は杞憂に終わり、「いままでの平田オリザ作品でもっとも『分かりやすい』のではないか」という評判でした。 まぁ、たしかに、ここでいま何が問題になっているのかを、いつもと違って、しっかり台詞で説明していますからね。

高橋源一郎さんからいただいた当日パンフレット用の文章から抜粋します。

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「そこ」には、わたしの気がつかなかった、見過ごしていた、素晴らしい鉱脈が隠れていたのだ。書くべきことは、もっとずっとたくさんあったのだ。なんてことだろう。舞台版『日本文学盛衰史』をもとにして、新しく小説を書くとしたら、この場合、原作は平田オリザさんですか?

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というわけで、たぶん、傑作になりました。
青年団の新作は、原則としてしばらく地方公演はありません。ぜひ、この機会にご覧ください。

吉祥寺公演の詳細はこちらです。

http://www.seinendan.org/play/2018/01/6542

チケット予約は、こちらの方がお得です。

演劇最強論-ing
http://www.engekisaikyoron.net

当日券も、いまのところ毎日でています。
写真は、吉祥寺シアターのセットが組み上がったところです。

何度も観たいという方も出てくると思います。
 そういうお客様には、いまからでも、こまばアゴラ劇場支援会員制度をお勧めします。アゴラ劇場の支援会員制度ですが、今回の『日本文学盛衰史』も何度でもご覧いただけます。秋の『ソウル市民』二本立て、冬の平田オリザ演劇展を併せると、確実に会員になった方がお得かと思います。

http://www.komaba-agora.com/members

 こまばアゴラ劇場、2019年度上半期の募集は6月11日までです。

http://www.komaba-agora.com/guide/agora2019ss

四国学院大学のアートマネジメント講座、今年も6月15日から始まります。

http://www.notos-studio.com/contents/event/event/3093.html

日記の続き

2月
1日 宝塚市立安倉小学校でモデル授業。午後、阪大で授業。夜も授業。
2日 四国学院大学で授業。JRで西条市へ。『さよならだけが人生か』上演とアフタートーク。終電で岡山へ。
3日 岡山から伊丹空港経由で新潟へ。新潟国際情報大学で講演会。夕方主催者と会食。知事とお目にかかる。まさか四ヶ月後にやめるとは思わなかったけど、先月の長野県知事に比べると、あんまり話は聞いてもらえなかったのでまあいいです。
4日 朝、高知の移動のはずが、まさかの飛行機に乗ってからの欠航決定。いろいろ方策を探るも無理だったので、講演会自体をキャンセルに。講演会自体をキャンセルするのは、たぶん、何年かぶり。申し訳ない。帰京して、子どもを風呂に入れる。
5日 佐賀へ。佐賀大学でワークショップと講演会。夜は懇親会。
6日 同じく佐賀大学でワークショップと講演会。ラジオに電話出演のあと善通寺へ。『さよならだけが人生か』上演とトーク。
7日 昼過ぎまで仕事。夕方、学生たちの創作発表。夜、公演とトーク。
8日 スカイプ会議、ヒアリング一件。阪大補講。伊丹からいったん帰宅。深夜、再度羽田へ。 12時55分の便でフランクフルト経由パリへ。
9日 早朝パリ着。RER、地下鉄、国鉄と乗り継いでリモージュへ。リモージュ国立演劇センター付属演劇学校で授業。雪なので、早めに終える。
10日 この日は、終日授業。韓国
11日 この日も終日授業。
12日 オフ。アパートで一日中仕事。
13日 終日授業。
14日 終日授業。翻訳の平野君と、男二人でバレンタインの夜を寂しく過ごす。
15日 朝、リモージュからパリへ。パリ東駅で友人と会う。バスでシャルルドゴール空港へ。19時半の便で帰国。
16日 15時半に羽田着。そのまま、岸田戯曲賞選考会のため都心に出たら、早く着いてしまった。学士会館で時間を潰す。無事、選考が終わって、さすがに打ち上げは遠慮させていただき帰宅。
17日 午前中、劇団のミーティング。午後、立川で教育フォーラム。そのあと横浜に移動してTPAMで講演会。
18日 群馬県の邑楽町で講演会とシンポジウム。その足で羽田に出て岡山へ。
19日 奈義町の中学校で授業。打合せ数件。岡山空港から羽田を経由して、前回と同じルートでパリへ。
20日 前回と同じルートでリモージュへ。午後から授業。
21日 終日、授業。
22日 終日、授業。
23日 午後、二週間の創作発表会。大成功に終わる。来年はここの学生たちと、城崎で芝居を創る。
24日 朝5時半からスカイプで会議。11時の列車でパリへ。早めに空港に着いて、19時半の便で帰国。
25日 15時半羽田着。アゴラで『革命日記』の稽古。ミーティング数件。
26日 朝から法政大学の特別講義をアゴラで行う。夜は『革命日記』稽古。続いて『銀河鉄道の夜』の稽古
27日 この日も法政大学講義とワークショップ。取材数件。夜『銀河鉄道の夜』稽古。
28日 法政大学講義。韓国のテレビ局の取材あり。夕方『革命日記』稽古。『さようなら』チリ公演のためのミーティング。夜、『銀河鉄道の夜』稽古。