城崎から

2018年6月01日

 5月25日、城崎での最初の通し稽古が終わりました。
 戯曲を書き始めたときから、観る側の文学史に関する知識をどのように見積もるかを考え、途中からは「それは、とりあえず考えない」という結論に達して、まぁそれからは書くのが楽になったわけですが、通してみても、これで大丈夫なのかという不安は拭えませんでした。

 5月30日、第二回目の通し稽古を、原作者の高橋源一郎さんにご覧いただきました。高橋さんからは、観劇後、以下のようなコメントをいただきました。

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 舞台を観ました。正直に言います。ショックでした。『日本文学盛衰史』という小説は、ほんとうは、作者のわたしが思っていたよりも遥かに大きな可能性があったことに気づかされたからです。書き直さなきゃいけないじゃないですか!

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 どうにか、原作に恥じない、原作者の言葉に恥じない、人に見せられる、ひとかどの作品には近づいているかと思います。少なくとも、誰も見たことのないような作品になっています。
 是非、是非、ご覧ください。

明日、6月2日(土)は城崎国際アートセンターにて、公開リハーサルと私のトークがあります。要予約です。

http://kiac.jp/jp/events/4739

吉祥寺公演の詳細はこちらです。

http://www.seinendan.org/play/2018/01/6542

チケット予約は、こちらの方がお得です。

演劇最強論-ing
http://www.engekisaikyoron.net

写真は舞台裏の様子です。

 こまばアゴラ劇場、2019年度上半期の募集は6月11日までです。

http://www.komaba-agora.com/guide/agora2019ss

城崎国際アートセンターの利用団体募集は、6月4日までです。
 
http://kiac.jp/jp/post/4686

四国学院大学のアートマネジメント講座、今年も6月15日から始まります。

http://www.notos-studio.com/contents/event/event/3093.html

日記の続き
1月
1日から3日 三が日は、私が料理をすることになっていたので、買い物に行ったり料理したり、子育てしたり、妻の家族が家に来たりした。
4日 大阪大学、この日からもう授業。夜も授業。
5日 早朝帰京。面接多数。『さよならだけが人生か』稽古
6日 長野往復芸術館でワークショップ
7日 ワークショップデザイナー養成講座で授業、午後『さよならだけが人生か』稽古。映画美学校の面接多数。
8日 岡山県奈義町で講演会。
9日 会議5個くらい。高速バスで宝塚へ。
10日 安倉小学校で授業。午後、東京音大授業。
11日 午後と夜に阪大で授業。
12日 もしもし検定の講演会。列車で長野へ。『さよならだけが人生か』場当たり。
13日 本番、夜、阿部長野県知事と会食。帰京。
14日 いわきへ。タイムライン出演者対象ワークショップ。柳美里さんと打合せ。帰京。
15日 NHKFM収録。午後、藝大授業。夜早稲田小劇場の映像上映会のために早稲田に。
16日 取材二件。午後藝大授業。相模女子大で講演会。JRを乗り継いで福知山まで。
17日 早朝豊岡へ。城崎小学校で授業視察。午後、五荘小学校でロボットを使った授業をやるはずが、飛行機が飛ばずにロボットが来られなかったの急遽、私が代わりにワークショップ。夜は、江原地区懇親会。
18日 朝、阪大に出勤。スカイプで藝大教授会ノアと、阪大のリアル教授会。午後と夜授業。終電で帰京。
19日 午前。富士見市職員対象ワークショップ。午後、障がい者向けワークショップ。場当たり。あいまに有安杏果さんへのメッセージ収録。

20日 午前中、富士見子ども大学で授業。ゲネプロ。夜本番とアフタートーク。
21日 映画美学校創作発表会
22日 宝塚市立売布小学校で授業。打合せ。
23日 同じく売布小学校で授業。兵庫県庁打合せ。奈良市でWS。
24日 予定していた小学校での授業が学級閉鎖でキャンセル。代わりに宝塚市役所で別途打合せ。JRで豊岡へ。会議。雪の中、宝塚に戻る。
25日 長尾南小学校で授業。午後は阪大で授業。そのまま伊丹で『さよならだけが人生か』の場当たり。
26日 この日も長尾南小学校で授業。そのまま伊丹でゲネ、本番、アフタートーク。
27日 午前中、中之島で豊岡市のPRイベント。午後京都市でWS。アイホール戻る。
28日 伊丹から博多往復。九州大学WS。夜は伊丹でアフタートーク。
29日 午後、帝塚山中学校で講演会。帰京。
30日 面談やミーティング。午後、大阪で旅館協会の総会で講演会。
31日 宝塚市立安倉小学校で授業。午後、奈良一条高校教員向け研修会。夜は懇親会。