『幕が上がる』とか『下り坂をそろそろと下る』とか『タイムライン』とか

2016年4月11日

『幕が上がる』キラリ☆ふじみ上映会の前売りチケット、無事皆さんの手に渡ったようで安心しました。
 キラリ☆ふじみ職員、富士見市職員の当日の対応を褒めていただく声が続々届きました。ありがとうございます。故関繁雄館長とともに、開館より職員の住民対応の質向上に務めてきたことが、代々の館長、芸術監督に受け継がれていまに至っております。
 また、ちょうど皆さんにチケットが行き渡ったのは、当初300枚程度の予定だった販売数を、最初の会議の席で「来るかどうか分からない市関係者のチケット確保はやめましょう。できる限り、すべて一般売りに回します」と即決した職員の皆さんの英断によるものです。
キラリ☆ふじみサイドからも、「モノノフの方たちが、とても紳士的で助かりました」と伝言をもらいました。ありがとうございます。

新刊発売まで、あと3日です。今年で作家生活35年ですが、やはり新刊が出るときは緊張します。
佐藤尚之さん(さとなおさん)が、さっそくFBで紹介してくださいました。ありがとうございます。

https://www.facebook.com/satonao

そして、下の日記にも書いた『タイムライン』。高橋源一郎さんが朝日新聞で早々と取り上げてくださいましたが、本当に素晴らしい出来でした。

http://www.asahi.com/articles/DA3S12286357.html

私が何よりも誇りに思うのは、この作品は、演出の藤田君だけではなく、主要スタッフの多くが桜美林出身者によって占められていた点です。桜美林総合文化学科演劇コースは、福島のような事態に対応するために創られたのだと、いまになって強く感じます。
公演に関わった皆さんに、深く感謝します。

『カガクするココロ』『北限の猿』、明日からは、比較的席が空いています。是非おいでください。

http://www.seinendan.org/play/2016/01/4934

日記の続き

3月28日(月) 朝9時半から『北限の猿』の稽古。13時から14時半、駒場幼稚園評議委員会。母園は、最近、けっこう人気らしい。そして、幼稚園の先生も、人手不足が深刻。
アゴラに戻る。想田和弘さんと久しぶりに会う。短い時間だったけど、いろいろ話せて良かった。

18時まで『北限の猿』稽古の続き。18時から朝日新聞インタビュー。そのあと23時まで『カガクするココロ』稽古。いよいよ、この日から1日14時間稽古体制。

3月29日(火) 朝9時から18時まで『北限の猿』稽古。18時から『カガクするココロ』稽古。19時から20時過ぎまで『ニッポン・サポート・センター』座組ミーティング。再び23時まで『カガクするココロ』稽古。面接2件。

3月30日(水)  9時から17時まで『北限の猿』稽古。18時から20時『カガクするココロ』稽古。20時から、『ソウル市民』『ソウル市民1919』秋の海外ツアーミーティング。

3月31日(木) 10時から12時『北限の猿』稽古。東京藝大へ。打ち合わせ数件。共感覚メディアグループの発表を見学。18時過ぎにアゴラに戻って『カガクするココロ』稽古。そして20時半から『カガクするココロ』通し稽古。どうにか間に合いました。面接2件。

4月1日(金) 10時から技術スタッフミーティング。12時20分から『北限の猿』通し稽古。こちらはもう一押し。終了後、引き続き18時まで稽古。18時から23時、『カガクするココロ』稽古。面接1件。

4月2日(土) 10時から16時『北限の猿』稽古。16時から『カガクするココロ』稽古。20時30分『カガクするココロ』通し稽古。

4月3日(日) 10時から『北限の猿』通し稽古。だめ出しのあと、電車を乗り継いで福島県いわき市へ。アリオスの受付で高橋源一郎さんとばったり会って、『タイムライン』を一緒に観劇。源一郎さんは、福島に続いて二度目の観劇。
2016年も、継続した事業として行えそうなので、できれば福島県外の公演も考えたい、といった話を終演後に藤田君とする。
 この作品が、どれくらいの手間暇をかけて創られたかは、こちらをご覧ください。
 私は何もしていませんが。

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11055a/cherenjifukushimapafomingartspurojekutowakushopu.html