『ちはやふる』

2016年3月22日

 フィリピンから帰国しました。帰国翌日は沖縄でした。マニラから那覇に直行便があれば、とても早かったのですが羽田経由になりました。那覇は、東アジアと東南アジアの主要都市の中心に位置します。那覇空港が東アジアのハブ空港になることを心から願います。

昨年の『幕が上がる』からのつながりで、『ちはやふる』の映画版のお手伝いを少しだけさせてもらいました。若い俳優たちの演技の評判がいいようで、なによりです。

http://chihayafuru-movie.com/index.html

 漫画の『ちはやふる』は、『幕が上がる』を書いたときに何度も読み返して参考にさせてもらったので恩返しができた感じです。
 こういったことの積み重ねで、映画の世界で、演劇人がワークショップすることが普通の風景になるといいですね。欧米の芸術に対する公的支援がよく語られますが、その根底には、映画やテレビといった産業が演劇によって支えられているという共通のコンセンサスがあり、尊敬があります。
 少なくとも『幕が上がる』や『ちはやふる』の現場には、そういうものがあって、とても居心地が良かったのでした。

利賀演劇人コンクールの応募、締め切り間近です。今年は、野外での上演も復活します。

http://togaconcour.tumblr.com/

 今日(22日)は、アゴラ劇場で応募説明会です。
説明会だけでも聞いてみてはいかがでしょうか?

日記の続き

2月14日(日) 徹夜して、そのままホテルの朝食をたくさん食べて、もう一度シャワーを浴びて、地下鉄を乗り継いで空港へ。
10時半頃についてチェックイン。ロビーで力石さんとミーティング。12時40分ハンブルク空港発、15時半ヘルシンキ空港着(時差1時間)。17時25分、ヘルシンキ発。

2月15日(月) 10時成田着。成田エクスプレスで帰宅。いきなり仕事モードで打ち合わせ-制作部ミーティング-打ち合わせ-ヒアリング-朝日新聞取材-若手公演ミーティング。そして『カガクするココロ』稽古再開。

2月16日(火) 7時半、駒場東大前を出て鶴川へ。和光中PTA向け講演会、生徒向けワークショップ、PTAの皆さんと懇親会。小田急、地下鉄、ゆりかもめと乗り継いでお台場へ。企業で講演会一件。そのまま羽田へ。伊丹空港からバスで宝塚へ。宝塚ホテル泊。ひたすら原稿を書く。

2月17日(水) 午前中、宝塚市立安倉北小学校で授業。13時半、JRで宝塚から豊岡へ。15時半到着。16時から19時まで会議二件。市長ご夫妻、田口館長と会食。

2月18日(木) 6時半に豊岡を出て9時過ぎに伊丹着。アイホールで『冒険王』新キャストの稽古。12時過ぎ、伊丹を出て米原へ。迎えの車で長浜市へ。長浜市教育研究会講演。16時半に会場を出て、再び米原、岡山経由で坂出へ。迎えの車で綾川のイオンモールへ。『さようなら』上映後のアフタートーク。ここは、昨年の『幕が上がる』以来一年ぶり。

深夜、岡山まで移動して岡山泊。

2月19日(金) 朝6時半に岡山を出て8時に宝塚着。宝塚市美座小授業。14時半の飛行機で伊丹から羽田へ。丸の内に出て豊岡エキシビションと懇親会。10時過ぎに帰宅。原稿を書く。

2月20日(土) 朝7時半の便で羽田から高知へ。9時過ぎ高知龍馬空港着。バスで高知県立美術館へ。演劇の方の『さようなら』の上演2回とそれぞれアフタートーク。今回から、ロボットに関するレクチャー的なものを増やしたところ大変好評だった。夜は久々の飲み会。鰹三昧。美味しいものをたくさん食べる。