関西公演二日目

2015年10月11日

昨日に続いて、『忠臣蔵・武士篇』『走りながら眠れ』『忠臣蔵・OL篇』が開幕しました。たくさんのお客様にご来場いただきました。ありがとうございます。

日記の続き

9月6日(日) 10時から13時、青山学院でワークショップデザイナー養成講座。終了後、タクシーで六本木へ。『転校生』千秋楽を客席後方から観劇。終演後のロビーは、キャストの関係者とファンの方たちで大変なことに。小劇場と商業演劇の中間みたいな作りなので、いままでに、あまり観たことのないロビーの風景になっていた。
写真は、初代トリケラトプスと、今回のトリケラトプスの邂逅。

 俳優たちと簡単に打ち上げ。締め切りの原稿があったので途中で失礼して帰宅。

9月7日(月) 朝、羽田空港経由で富山へ。空港でレンタカーを借りて再び利賀村へ。

15時『シンデレラ』、温泉、20時『からたち日記由来』観劇。これで今年の鈴木さんの演出作品はコンプリート。『からたち日記由来』は昨年観られなかったので、初観劇できてよかった。
夜はSCOTサマーシーズンの打ち上げ。

9月8日(火) 早朝、自分で車を運転して金沢へ。駅前の駐車場に停めて、サンダーバードで大阪へ。11時、新大阪で打ち合わせ一件。14時から平田オリザ演劇展の記者会見。そのあと、アイホールさんと少し打ち合わせ。さらに、打ち合わせ二件済ませて、夕方金沢に戻る。社内で、明日は台風のためにサンダーバードはすべて運休とアナウンスあり。危ないところだった。

9月9日(水) この日は、朝から原稿と溜まっていたメールの返信。数えたら70本メールを書いていた。台風直撃かと心配されていたのが、なぜか利賀は快晴になる。北陸三県は、この日、風の被害があったらしい。19時、アジア演出家フェスティバル開幕。野外のリフトシアターで、日本チームを観劇。続いて、やはり野外の岩舞台で韓国チームを観劇。今年の課題戯曲はアラバールの『戦場のピクニック』。どちらも楽しく観る。

9月10日(木) 10時から10時半、鈴木メソッドがどのように世界で受け止められているかに関するシンポジウム。13時、台湾チーム観劇。15時、中国チーム観劇。その後、私の司会でフェスティバル全体に関するシンポジウム。台湾の演出家が中国のチベット問題について触れたために、中国の演出家は立場上、一つの中国論を語らざるをえないという東アジアの緊張を典型的にあらわす展開になってしまいましたが、どうにか終わりました。夜は懇親会。毎年のことだけど、四カ国の演劇人が集う瞬間は本当に美しい。
 来年は、東南アジアにも範囲を広げて開催したい。

9月11日(金) 車で下山。新高岡で車を返して、新幹線とJRで大阪へ。打ち合わせを済ませたあと、ホテルでひたすら執筆。