9月になりました。
青年団は、夏のいくつかのツアーを終え、いまは『月の岬』を持ってソウルに来ています。9月4日より、国立明洞劇場にて『月の岬』を上演します。BESETO演劇祭参加作品です。
15年前に、京都の片隅で作られたこの作品が、現代日本を代表する作品として、いよいよ初の海外公演を迎えることは、やはり感慨深いものがあります。
また、今日9月2日からは、新作アンドロイド版『三人姉妹』のチケットが発売されます。すでに台本は完成し、夏の人間のみのプレ稽古で、通し稽古までは終了しています。これからロボット、アンドロイドを交えての本稽古に入ります。
世界初の、本格的なアンドロイド演劇となります。どうか、多くの皆さんにご覧いただければと存じます。
私たちはこの作品を持って、12月には、パリのフェスティバルドートンヌに参加します。
また、青年団の活動を題材にしたドキュメンタリー映画『演劇1』『演劇2』も、アンドロイド版『三人姉妹』と同日の10月20日から公開されます。
http://engeki12.com/theater.html
二本合わせて5時間42分の大作ですが、こちらも合わせてご覧いただければと思います。
十月には新刊の発売も予定されていますが、これはまた後日、ご報告したいと思います。