ニューヨークの初日があきました。
昨日(2月7日)昼の、最後の通し稽古では、ロボットが痙攣を起こして、テレビ取材も入っていたにもかかわらず、途中で稽古が止まってしまいました。
技術陣の懸命の復旧作業により、本番では、どうにか最後まで動いてくれて幕が下りました。初日ということで、多くの演劇関係者が訪れて、レセプションも盛況のうちに終わりました。今後につながっていけばと思います。
ニューヨーク公演の様子は、TBSが取材をしていて、来週にでも放送があるようです。
いくつかの情報誌やサイトで、今週末観るべき演劇に選んでいただき、3ステージは、ほぼ満席のようです。ニューヨーク公演は三回目ということもあって、毎回来てくださるお客さんが、「また来てください」と言ってくださるのも、ありがたいことです。
http://www.huffingtonpost.com/nycarts/edie-falco-the-madrid_b_2618336.html
http://twi-ny.com/blog/2013/02/07/robot-theater-project
さて、もう一つ吉報です。
中央公論社が主催する「新書大賞」で、昨年出版された1500冊の中から、『わかりあえないことから』が、第4位に選出されました。
編集者からの報せでは、10月に出版された本としては、異例の大健闘だそうです。
一位が同じ講談社の『社会を変えるには』、二位は、個人的にいつもお世話になっている早野透さんの『田中角栄』、阿川さんの『聞く力』は第五位で、それを抑えての四位ですから、嬉しい限りです。
http://www.chuko.co.jp/special/shinsho_award/
この週末から、各書店で、新書大賞フェアなどが開催されるそうです。
それに備えての増刷も決まりました。発売四ヶ月にして、第八刷・六万部です。私の本じゃないみたいです。
くどいようで申し訳ありませんが、ぜひ、お買い求めください。周りに、就職や進学の決まった方がいれば、プレゼントに最適の一冊かと思います。バレンタインデーには、チョコにこの本を付けると、一層効果的でしょう。
来週は、私だけ本隊と離れてプリンストン大学で特別講演。『わかりあえないことから』にも出てくる牧野成一先生と、またお目にかかれるのが何よりの楽しみです。
そして週末はフィラデルフィア公演。
まだまだ旅が続きます。