「無隣館」再開に向けて

2020年3月08日

江原河畔劇場のクラウドファンディングにたくさんのご支援ありがとうございます。

https://www.makuake.com/project/ebara-riverside/

 おかげさまで、第三の目標である3000万円を突破しました!
 皆さんの広範なご支援に、あらためて感謝申し上げます。
 本当にありがとうございました。

 今回のクラウドファンディングでは、目標金額に応じて取り組む内容が拡張していく「ストレッチゴール方式」を採用しています。
 
 次の目標は、演劇私塾「無隣館」の再開です。

 私たち青年団は、2011年で劇団員募集を停止しました。私自身が50代にさしかかり、これ以上の劇団員を入団させてもその人生に責任が持てないと考えたからです。
 しかしながら、その後も、青年団で演劇を学びたいという希望は多く、2013年に入団を前提としない演劇私塾「無隣館」を立ち上げることとなりました。
 無隣館は、主に文化庁からの人材育成の助成金を原資として、受講料は無料で運営をしてきました。
 二年を一期とする無隣館は2018年度の第三期まで継続し、大きな成果を残してきました。
 しかしこの無隣館も、青年団の豊岡移転により閉校となりました。ただ、募集停止後も、やはり継続を希望する声は多く、私たちは、どのような受け皿が可能かを模索してきました。

 2021年4月に豊岡に開学予定の専門職大学(認可申請中)は、あくまで観光と芸術を学ぶ大学です。もちろん、ここからもプロの劇作家や演出家、俳優が巣立ってくれればありがたいですが、それは設置の目的ではありません。
 無隣館は、プロを目指して演劇人の卵たちが切磋琢磨する場所です。
 
 とりあえず、来年度開学が可能になった場合は、神鍋のペンションなどを借り切って、数回の合宿形式で講座を進める予定です。豊岡演劇祭にも主体的に参加してもらい、研鑽を積みます。費用はすべて無償です。
 二年目の2021年度には、メンバーがユニットと立ち上げ、豊岡市内の空き店舗や空きスペースを利用し、豊岡演劇祭へのフリンジ参加を目指します。その実践の中で、演劇人としての総合的な力を付けていってもらうことが狙いです。

 青年団は江原河畔劇場から世界に向けて作品を発信します。
 無隣館は、江原、日高、豊岡の地から、世界に向けて才能を輩出することを目指します。

 この主旨に賛同していただける皆さんは、ぜひ、ご支援をお願いします。

https://www.makuake.com/project/ebara-riverside/

 活動報告もご覧ください。
 応援メッセージも次々に届いています。

https://www.makuake.com/project/ebara-riverside/communication/

 
 支援が難しい方、すでにご支援いただいた方は、情報の拡散だけでもお願いします。

 私のメッセージ・動画を、Webサイトに掲載しておりますので、ぜひ、ご覧ください。

Twitterも始めました。

無隣館についての説明はこちらにもあります。

http://www.komaba-agora.com/theater/murinkan

 尼崎での『馬留徳三郎の一日』、江原での『隣にいても一人』の公演準備は着々と進めていますが、実施については状況を把握しつつ考慮していきたいと考えています。来週中には結論が出せるかと思います。

日記の続き

12月
1日 金沢で日本看護科学学会で西村ユミさんと対談。東京で少し仕事をしてからいわきへ。
2日 終日、ふたば未来学園で授業。終了後、教員研修。
3日 この日も終日、授業。懇親会。
4日 終日、授業。終了後東京へ。川崎泊。
5日 羽田から伊丹へ。阪大出勤。また羽田に戻っていわきへ。
6日 この日、ふたば未来学園、最終日の発表会。終了後、東京に戻ってミーティング数件。
7日 朝の便でコウノトリ但馬空港へ行くはずが欠航。レンタカーを借りて豊岡へ。打ち合わせ一件。午後、江原河畔劇場オープニングに向けてのプレイベント。大盛況。終了後、木ノ下にケーキをとりに行く。息子の二歳の誕生日パーティー。

8日 朝、車を運転して伊丹空港で返却してから津へ。戯曲講座の発表会と打ち上げ。津泊。
9日 奈良に出て午前中、生協主催の講演会。午後、三宮で日経新聞主催の講演会。おいしい中華をいただく。
10日 レンタカーで生野高校へ。ワークショップと講演。そのまま車で姫路へ。姫路で返却して新幹線で上京。文部科学省へ。終了後、江原に戻る。急に東京での仕事が入ったので、めちゃくちゃなスケジュールになってしまった。

***何度か書いてきましたが、議論があることは承知していますが、我が家では三歳までは子どもの写真を掲載していくことにしています。