ハンブルグから

2015年2月24日

 『幕が上がる』盛り上がってきましたね。と言っても、私はハンブルグにいるので、まったく、よく分からないのですが。
 詳しい話は日記においおい書きますが、例によって原稿が詰まっているので、とりあえず、速報のみです。
さぬき映画祭から東京に戻らず、関空から35年ぶりのイスタンブールとハンブルグの旅でした。
 ハンブルグでは、来年1月上演の新作オペラ『海、静かな海』の打ち合わせ。すごい劇場でした。ここでいきなりの欧州オペラデビューです。予算も桁違いです。
 ももクロからオペラまで、この歳で、この仕事の振れ幅は正直しんどいです。全部、新しい仕事ばかりだし、自分の芸術家としての欲望の方向も、もう何が何だかよく分からない。まぁ、それでも前に進むしかない。その前に、とりあえず眼前の締め切りの原稿を書くしかない。
そして、本業は、あいかわらず、60人入れば満員の小屋で、地味で過激な芝居を上演し続けています。最近、曾野綾子さんが、アパルトヘイトを肯定するかのようなエッセイを書いて問題になりましたが、そんな世界が描かれています。今週いっぱいです。お見逃しなく。

http://www.seinendan.org/play/2014/06/4157

 明日、帰国します。