『もう風も吹かない』初日、UNHCR『転校生が来た』上映会のお知らせ

2025年11月24日

再度のお知らせとなりますが、最後までお読みいただければ幸いです。
前回の告知でリンク先などが間違っていた部分があったようです。失礼しました。

私が学長を務める芸術文化観光専門職大学では、11月29日からパフォーミングアーツプロジェクト『もう風も吹かない』を上演いたします。作・演出は私が担当しています。

青年海外協力隊の訓練所を舞台にした本作は、海外支援、国際協力の本質に迫る、いまもっとも多くの方に観ていただきたい作品となっています。

https://www.at-hyogo.jp/news/14090/

いまは稽古の最終段階です。学生演劇の水準をはるかに超えた作品となったと自負しています。ぜひ、多くの方にご喧伝ください。

同じく芸術文化観光専門職大学が、国連難民高等弁務官務所(UNHCR)と連携して作成した難民問題理解のための映像教材の上映会が東京で行われます。

https://mng.aropa.app/member-list

https://mountaingate.jp/tenkosei/

反知性主義的な排外主義の嵐が吹き荒れたこの一年を振り返り、大学が知の拠点としてになうべき役割を果たせるように、この二つの作品をお届けします。
 豊岡や東京での直接の観劇、鑑賞がかなわない方も、ぜひ周りの方々への告知にご協力ください。

 劇団の次の公演は12月6日(土)、枚方市での『銀河鉄道の夜』ですが、すでにチケットは完売とのことです。ありがとうございます。

https://hirakata-arts.jp/event/detail_2690.html

 翌週12月12日からは江原河畔劇場で『サンタクロース会議』が上演されます。
今回は、10年ぶりにちょっとブラックな『サンタクロース会議・アダルト編』の上演もあります。
サンタクロースの存在を信じている方は『サンタクロース会議』を、疑っている方は『サンタクロース会議・アダルト編』をご覧ください。
 どちらも大人だけでも楽しめる内容です。

https://ebara-riverside.com/play/play_2229/

 年末の12月21,22日には全国の若手演出家が集まる演劇人コンクールが開催されます。

https://ebara-riverside.com/play/play_10327/

そして年明けには、たじま児童劇団『十五少年・少女漂流記』の再演です。

江原河畔劇場は、年末年始も休みなく活動が続きます。

 東京のアトリエ春風舎、豊岡の江原河畔劇場では、それぞれ支援会員を募集しています。かつてのこまばアゴラ劇場ほどには豊富な観劇ラインナップをご用意できませんが、劇団活動と、そして若手の発表の場としての劇場を維持するためにご支援を検討していただければ幸いです。

http://www.komaba-agora.com/members

https://ebara-riverside.com/member/

 劇場で、皆さんとお目にかかれることを楽しみにしております。

 平田オリザ