『冒険王』『新・冒険王』チケット発売

2015年4月11日

もう少し佐々木さんネタで引っ張ります。

先月、博多で五人揃っての舞台挨拶があったときに、話の流れでワークショップを再現しました。佐々木さんの『銀河鉄道の夜』での冒頭の台詞、「さて、では、これまでの」をやってもらって、私が、「『さて』と『では』の間はあと0.3秒あけて」とつっこむと言う、ほとんどお約束のような場面でしたが、場内は大爆笑でした。そのあと、佐々木さんが、ひと言「ママの次にこわい」と言ったのが私には印象的でした。「ママより怖い」じゃなくて「ママの次に」って、ママどれだけ怖いんだと思いました。
 しかし、その後、モノノフさんたちの間で、この件が話題にならないところを見ると、佐々木さんのママが怖いのは、ファンの間では周知の事実なのでしょうね。
 ただ、佐々木さんのブログによれば、そのママが、『演技と演出』を買ってくるついでに、『十六歳の冒険を記す本』を買ってくださったわけですから、私は、「あーりんママ、偉い!」と思ったのでした。

『十六歳の冒険を記す本』は、私の処女作。十六歳から十七歳にかけて自転車で世界一周をした旅行記です。そして、青年団の次回本公演『冒険王』は、その自転車旅行を題材にした、私自身唯一の自伝的作品です。
 いよいよ明日(11日)が、前売り開始です。
映画や舞台の『幕が上がる』を観た方たちが、少しでも舞台に興味を持ってくれて、うちの芝居も観てくれるといいなと思います。

http://www.seinendan.org/play/2015/03/4357

 究極の同時多発も観られます。

日記の続き

4月2日(木) 9時歯医者。今日は検査のみ。藝大出勤。13時から打ち合わせ一件。あとは残務処理をザクザク。15時から教授会。そのあと、新しい研究棟を見学。

16時から予算打ち合わせ。アゴラに戻って18時半から23時まで無隣館。

4月3日(金) この日は珍しく家にいる時間が長かったのに、朝日新聞に著作権問題のインタビュー記事が出て、さらに日本農業新聞にもインタビュー記事が出て、そしてももクロの佐々木さんが本の宣伝をしてくれて、その上、佳子様ICUご入学でコメントを求められと、何やら慌ただしい朝でした。
15時半から「子どもと体育」インタビュー。そして、19時からアトリエヘリコプターで、韓国の劇団が上演する前田司郎作品を観劇。アフタートークに出演。初日乾杯も少し参加。楽しかったです。帰って原稿。