いよいよ、大館での『さようなら』の公演が始まります。
http://www.seinendan.org/play/2014/08/3796
会場は、築六十年の映画館「御成座」です。
ロビーには、私のサインと、叔父大林宣彦のサインが並んでいます。
大林さんは10月11日に、ここでトークショーを行いました。
以前にも書いたように、ここ大館は、母方の故郷です。正確に言うと、祖父の代までこの街に住んでいました。祖父は東京の大学を出て、そのまま東京で働いていましたが、戦災で1945年に大館に疎開しました。母はそのとき14歳でした。母も、大学で東京に出てきたので、大館で暮らしたのは数年に過ぎませんが、もっとも多感な時期をこの街で過ごしたので、いろいろな思い出があるようです。
祖父は、そのまま大館に残りましたので、私は子どもの頃、母に連れられて、よくこの街を訪れました。
大林さんは、皆さんご存じの通り尾道の出身ですが、大林夫人、大林映画のプロデューサーとしても有名な大林恭子さんが、私の母のすぐ下の妹になります。恭子おばさんも、同じように疎開から大学進学までの時期を、この街で過ごしました。
というわけで、二人とも大館ゆかりの作家ということで、この秋は国民文化祭に呼んでいただきました。
アンドロイド演劇は北東北では初の上演になります。当日券は、まだまだあるそうですので、みなさん、おいでください。
お近くの方にご喧伝ください。
舞台はこんな感じです。
そして、もうストーブを焚いています。
楽屋にはジャッキーもいます。