豊岡演劇祭開幕します+無隣館も募集中

2023年9月12日

いよいよ、明後日(9月14日)、豊岡演劇祭2023が開幕します。

https://toyooka-theaterfestival.jp/

私が関わる演目を中心に、あらためてご紹介いたします。

演劇祭のオープニングは江原河畔劇場での『KOTATSU』。日本における翻訳劇のある種の到達点をご覧いただけるかと思います。
16,17日は江原でナイトマーケットも開催されます。
第一週、江原、神鍋エリアは演目満載です。14,15日、神鍋高原キャンプ場でのYUKIO SUZUKIさんの上演や、河畔劇場隣のワークピアでの『かもめ』などと合わせての観劇もお勧めです。

なお、『KOTATSU』は東京・シアタートラムでの上演もあります。

http://www.komaba-agora.com/play/14361

 東京公演はすでに売り切れの回も出ていますので、早めにご予約ください。

9月16日は、豊岡市民会館で庄司紗矢香・音楽と言葉の旅『ふるさと』を上演します。
世界最高峰のバイオリニストと演劇のコラボレーションです。
いよいよ明日からアーティストが来日。少し緊張しています。

9月17日は香美町、香住区中央公民館で『馬留徳三郎の一日』。振り込め詐欺を扱ったコメディーです。ぜひ、ご家族でご覧ください。
こちらは私のアフタートークもあります。
 この日の午前中には、同じ香住で、岩下徹さんと梅津和時さんの即興セッションがあります。

他にも、興味深い作品が目白押しです。ぜひ、一つでも多くの舞台にお立ち寄りください。

豊岡演劇祭は高校生以下は、ほぼすべての公演が無料です。但馬以外の地域の方でも、無料になります。
第一週では、養父市のYBファブで上演される『青い鳥』などがお勧めです。0歳児から観劇可。途中退場OKなので、お子さんが泣き出しても大丈夫です。

日仏合同公演『私はかもめ』も順調に稽古が進んでいます。
こちらはリヨンの国立演劇学校との共作です。
日本の学生4名と、フランスの学生4名、さらに両国の学生スタッフががっぷり四つに組んで創作に取り組んでいます。
 すでに学生演劇の枠を超えた、未踏の領域へと踏み込んでいるかと思います。豊岡とリヨンでしか公演がありませんので、ぜひ、お見逃しなく。
上演は22日からになります。

岩波の雑誌「世界」での連載に大幅に加筆した『但馬日記 -演劇は町を変えたか?』も明後日9月14日に刊行されます。
 豊岡に移り住む直前から今日までの様々な挑戦が描かれています。表紙のイラストは、同じ豊岡市在住の漫画家、ひうらさとるさんにお願いしました。
ぜひ、お買い求めください。

芸術文化観光専門職大学、今年度最後のオープンキャンパスが豊岡演劇祭期間中に開催されます。
観劇とセットになった本学ならではのオープンキャンパスです。ご来場をお待ちしております。

https://www.at-hyogo.jp/admission/post-2.html

繰り返しになりますが、豊岡演劇祭の公式プログラムは、ほとんどが高校生以下無料です。オープンキャンパスの前後にも演劇祭を楽しんでいただけると幸いです。

 演劇私塾・無隣館の公募が始まっています。
ふるってご参加ください。

http://www.seinendan.org/2023/09/8229

 豊岡演劇祭も、無隣館も、直接ご参加いただけない方は、ぜひ、興味のありそうな方にご喧伝いただければ幸いです。