関貫豊岡市長の選挙期間中の発言について

2021年7月19日

 関貫豊岡市長が、選挙期間中の私に関する発言について、すべて根拠のない虚偽であったとご自身で訂正されましたので、ここにご報告申し上げます。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100004242480095

 本文からは分かりにくいかと思いますが、特に具体的に訂正をお願いしたのは以下の二点です。

1. 市民プラザにおける「子供向けのダンス団体が、平田オリザさんのコンテンポラリーダンスのために利用を断られた」案件。(公開討論会での発言)
 
・合同発表会が中止になったので、団体の施設利用を断った事実はない。
・当該の発表会の中止は、平田とまったく関係ないし、そのような指示もしていない。
・そもそも平田はコンテンポラリーダンスをやっていない。

2.さまざまな民間団体への市の補助金カットなど全ての原因を平田オリザ氏にあると確信している。(出石での個人演説会での発言)

・少なくとも平田が参与に就任して以降、文化団体への補助金は減っていない。
・イベントへの補助金との混同、観光事業への支出との混同が多くあるのではないか。
・平田はイベントの中止などを進言したことはないし、その立場にもない。
・そもそも平田は補助金ももらっていない。

いずれも根拠のない曖昧な伝聞を、確認せずに発言したとのことでした。

 私は、県立の大学の学長という公職にあり、実質的な選挙期間に入ると特定の政党や候補者を利するような発言をすることについて、きわめて強い制約を受けます。明らかなフェイクニュースについては反論すべきではないかというご意見もあるかとは思いますが、短い選挙期間中に軽々な発言をすることも控えなければなりません。誰が言ったのか分からないニュースソースについて、調査のすべもありません。
 選挙後、現市長に初めてお目にかかったときに、「私にはそのような発言の覚えはないので、きちんと調査をして、虚偽であるならば訂正をしてほしい」とお願いしました。ここまで時間がかかり、市議会での説明が先になりましたが、先日、FBに正式な声明が出ましたので、関心のある方はお読みいただければと存じます。
 フェイクニュースは、発出する側は気軽に発言をされるのでしょうが、攻撃された側は家族や関係者も含め、物心両面に渡って大きな損害を被ります。してもいない発言をインターネットなどでも拡散され、極めてつらい状況に長期間さらされます。訂正が行われても、マイナスのイメージは長く残ります。ぜひ、今後はこのようなことが起こらないように、豊岡市のすべての市政関係者にお願い申し上げます。

 本件に関しましては、私は当初より訂正のみをお願いして、謝罪の要求はして参りませんでした。ただ、選挙期間中に虚偽の発言をしたことに関して、市民の皆様には謝罪があった方がいいのではないかとお伝えしました。しかしながら、市長就任前の選挙期間中の発言であったことから、発表の媒体としても個人のFBを選び、このような文言になさったと聞いています。これ以後のことは、市民の皆様、市議会の皆様そしてジャーナリズムがどう判断するかかと思われますので、私も、これ以上の発言は控えさせていただきます。

なお、今回の市長選挙に関する劇作家として、あるいは大学教員としての所感は、岩波書店の『世界』の連載の中で触れております。
 今後も少しずつ、これを援用する形で、報告を続けたいと思います。

ご心配をいただき、励ましの言葉もいただいた多くの皆様に、感謝申し上げます。

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