今年二回目の更新です。
年末年始を豊岡、江原で過ごし、5日から東京に来ています。
一昨昨日(5日)は、文学座の坂口芳貞さんのお見舞いに行ってきました。
坂口さんと一緒に教鞭を執った桜美林の教え子たちも集まりました。
一昨日(6日)は、叔父でもある大林宣彦監督のお宅にお邪魔しました。
一番近い親戚なので、毎年会ってはいるのですが、ご自宅に伺うのは韓国留学の保証人になってもらうために判子をもらいに行って以来ですから35年ぶりになります。子どもの頃は、よく「お泊まり」にも行っていたのですが。
大林監督とは、来月上旬から開始する江原河畔劇場設立のためのクラウドファンディングのサイトに載せる対談を収録しました。
大林さんは末期の癌で、余命半年の宣告を受けながら奇跡的に快復し、そこから二本の映画を撮りました。もうすぐ新作が公開になります。
今回のインタビューの撮影は深田晃司が行いました。たいへん貴重な映像になったと思います。ご期待ください。
クラウドファンディングの詳細は、次回から発表していきます。
前回、『東京ノート』売り止め続出と書きましたが、早くも追加公演が決まりました。
ぜひ、ご利用ください。
http://www.seinendan.org/play/2019/10/7007
特に『東京ノート・インターナショナルバージョン』は、おそらく今回が最後の上演になります。七カ国語を使った究極の多言語同時多発演劇です。もう、これ以上は無理というところまで挑戦をしています。
一方で、豊岡市城崎温泉の中学生、井垣ゆうさんも出演しています。第0回でも大いに話題になった役どころでしたが、豊岡市教育委員会、城崎中学校全面協力の下、急遽、東京公演でも出演が決定しました。中学生が出演する『東京ノート』も、最初で最後(最後ではないかもしれませんが)かと思います。
今年は、『東京ノート』で岸田戯曲賞を受賞してから25年の節目の年です。ぜひ、劇場に足をお運びください。
これから日記の中でも触れますが、私たち家族は、劇団より一足先に兵庫県豊岡市に引っ越しました。
円山川沿いの小さな家に住んでいます。明け方は鹿の親子が庭先にやってきます。
一方、この家は特急の停まるJR江原駅まで歩いて四分。高速のインターまで車で五分。コウノトリ但馬空港まで車で十分の位置にあります。
現在、建築中の新しい劇場、江原河畔劇場もすぐ近くです。
私自身は、相変わらずの生活なので、自宅に戻れるのは週に一度程度ですが、これは東京にいたときも同じだったので特に不便は感じていません。
4月に江原河畔劇場が本格オープンすると稽古もこちらで行うことになるので、もう少し豊岡にいられる時間が長くなります。
写真は、先月の長男二歳の誕生日の時のものです。子どもの写真をSNSにあげるのは議論があるようですが、うちは家族で相談して、とりあえず3歳までは載せることにしました。
これからお正月に撮ったオモシロ写真など載せていきます。
日記の続き
7月21日 三重県文化会館で戯曲講座。夜、帰京。会計作業。
22日 午前中、制作ミーティング。税理士の先生と決算の打ち合わせ。昼、村上陽一郎先生と対談。楽しかった。午後、東京藝大授業。飛行機で岡山へ。
23日 岡山県早島町でワークショップと講演会。午後、岡山大学で授業。夕方、神戸で会議をして、また岡山に戻る。
24日 午前 香川県丸亀市で職員対象のワークショップ。高松空港から帰京。午後、お茶の水女子大学で浜野隆先生と面談。貴重なお話を伺う。高円寺で劇作家セミナー。面接一件。
25日 朝の便で神戸へ。専門職大学の設立準備委員会。午後、阪大で授業。夕方、梅田で第0回豊岡演劇祭についての記者発表。JRで富山へ。
26日 午前、午後、富山福祉短期大学で授業。SCOTの蔦森さんの訃報を聞いて急遽、車で利賀村へ。この日、富山県にいたのは、まさに奇跡だった。ご家族にもお目にかかることができた。
27日 三重県での講座が台風のためにキャンセルになったので、いったん帰京。引っ越し準備と原稿三昧の日。
28日 朝、神戸に移動。午後、専門職大学新設に向けての講演会。
29日 10時から17時、専門職大学新設に向けて、高校生向けのプレカレッジ。夜、家族が合流。写真は追手門学院高校のいしいみちこ先生と息子。
30日 この日もプレカレッジ。
31日 この日もプレカレッジ。全国から、たくさんの高校生が参加してくれました。