祝大村先生ノーベル賞受賞と『この生は受け入れがたし』初日

2015年10月09日

 先週の金曜日は、岡山理科大学で講演会でした。モノノフの学生さんたちが最前列に座ってくれて、大変いい講演になりました。帰りに、文化祭(?)の絵はがきをいただきました。

 明日からの平田オリザ演劇展は、『幕が上がる』上映以降初めての関西公演になります。『幕が上がる』で演劇に関心を持ってくださった方、ぜひ、おいでください。

http://www.seinendan.org/play/2015/03/4470#tour1

世間では、大村先生のノーベル賞受賞が話題になっていますが、明日初日を迎える『この生は受け入れがたし』も寄生虫研究者の生態を描く作品です。タイムリーな上演となりました。お楽しみいただければ幸いです。

目黒寄生虫館のご協力で、様々な寄生虫グッズも販売しています。

あらかじめ決まっていた9日(金)に加えて、10日(土)も『忠臣蔵・OL篇』終演後にアフタートークを行うことになりました。

 日記の続き

8月21日(金)  午前中、戯曲ワークショップ最終日。短かったけれど充実した講座になった。もっと長くやってほしいと言う要望多数。

午後、チュラロンコン大学に行って、14時と19時半に公演。いずれもアフタートークあり。終演後、なぜかアメリカンテイストのお店で簡単な打ち上げ。

8月22日(土) 朝4時15分ホテル発。5時にバンコク国際空港着。チェックイン後、6時50分出発。時差があるので15時過ぎに成田着。17時過ぎに、いったん帰宅。シャワーを浴びて服を着替えて六本木へ。この日、本広さんの演出の『転校生』初日。終演後、ロビーで簡単に初日乾杯。妻とバスで帰宅。

8月23日(日) 朝の新幹線で京都へ。京都大学で教育関係者対象のワークショップと講演会。終了後、豊岡に移動。豊岡泊。

8月24日(月) 9時から12時まで、豊岡市内の小中学校の教員対象ワークショップと講演会。1学期に私がやったモデル授業のビデオを流しながら、演劇を授業に導入する際のポイントをおさえていく。
昼食後、市役所で文化政策課と打ち合わせ。
城崎に移動。寸暇を惜しんで温泉へ。
19時から、城崎国際アートセンターで講座「光速日本近現代演劇史」。けっこう好評でした。このあと、市長と花火を見に行って、さらに屋外に出ているカフェで城崎の方たちと懇親会。

8月25日(火) 午前中、豊岡市の文化政策についての全体会議。午後、フランス人演出家トマ・キラルデと打ち合わせ。終了後、城崎の町を案内する。私は、そのままJRで京都へ。打ち合わせ一件。雨がひどくなってくる。新幹線で岡山へ。この日は岡山泊。

8月26日(水)  岡山からバスで岡山港へ。そこからフェリーで小豆島へ。町長と会食。午後、小豆島町の教員対象の講演会。終了後、フェリーで高松へ。この日は高松泊。ホテルでひたすら原稿を書く。

8月27日(木) 早朝に善通寺に移動して四国学院大学へ。午前中、会議二つ。午後、香川県下の高校教員対象の講演会。終了後JRで大阪へ。阪大で石黒先生の研究室で会議。先生の来るまで新大阪まで送ってもらって終電で帰京。

8月28日(金) 朝9時、久しぶりに散髪。10時から12時、制作部ミーティング。東京藝大に出社して打ち合わせ。そこから羽田空港経由で富山へ。レンタカーで利賀村へ。夕食後、利賀山房で韓国作品観劇。続けて野外で、中国作品『アンティゴネ』。演出家李六乙と数年ぶりの再会。最後に新山房でSCOTの中国語版『エレクトラ』。いきなり芝居三昧の日々。温泉に入って眠る。