『冒険王』『新・冒険王』城崎公演が無事終了しました。
たくさんのご来場、ありがとうございました。

とりあえず、『冒険王』の当日パンフレットの冒頭を引用しておきます。

　十七歳だった。
私は1980年の冬と夏の二回、イスタンブールを訪れ、それぞれ10日間ほど滞在し、この『冒険王』の舞台となったような安宿で、怠惰な日々を過ごした。そして、この二度の滞在は、その後の私の人生を大きく決定づける重要な時間になった。
　私はこのときはじめて、本当に作家になることを決意し、そのために、長い放浪の時間に区切りをつけ、大学に行こうと決めたのだった。このイスタンブール滞在がなければ、私はいまでもどこか異国の地を漂い、あるいは沈没していたかも知れない。この安宿に集っていた様々な人々を尊敬し、信頼し、またある者を反面教師として、私はたしかに、大人への階段を二段飛ばしで駆け上った。

是非、吉祥寺シアターにおいでください。２月には、長野県上田市、三重県津市、兵庫県伊丹市、香川県高松市と順演も行います。

http://www.seinendan.org/play/2015/03/4357

『幕が上がる』は、映画の方が、粘り強く上演が続いています。
　いまは、帯広で上映しているのですよね。飛んでいって、帯広の演劇人の皆さんと『幕が上がる』観たあとにお酒が飲めたら、どれだけ幸せだろうなぁ。本番前でなければ、必ずそうしていたと思います。
　ちょうど、帯広の方たちとおつきあいが始まって、今年で二十年になります。

　昨日、このブログで、有安さんに肉を焼いてもらったと書いたところ、佐々木さんは食べているだけだったのかという問い合わせがありました。これは、ひとえにポジションの関係で、有安さんの前に肉の皿があったということですね。しかし私も関心があったので、有安さんに「佐々木さんが一番食べるの？」と聞いたのですが、即答で「そうでもないです」という答えが返ってきました。有安説では、一番は、たぶん玉井さんだとのことです。モノノフの方はすでにご存じの情報かもしれませんが。

　日記の続き

5月30日(土) ９時から12時『冒険王』稽古。13時から23時まで『新・冒険王』稽古。23時から25時まで『冒険王』の稽古。

5月31日(日) 　９時から24時まで『新・冒険王』の稽古。