『南へ』あと2日

2015年2月08日

 今日は、Aチーム、Bチームともに通し稽古の日でした。両チームでに出ている俳優はやはり13時間くらい稽古でしたね。この時期になると、演出家は、そこまでは拘束されませんが。
『南へ』は、たぶん、私の戯曲の中では、もっともとりとめのない構成になっています。ゆったりと、船の旅に同行するようなイメージで観ていただけるといいなと思います。

http://www.seinendan.org/play/2014/06/4157

15日14時の回以外は、すべてチケットあります。

日記の続き

2月2日(月) 朝9時から自宅で取材。今月は、アゴラが改装中なので、取材は基本的に自宅で受けることになる。
10時半、『南へ』全体集合。ミーティング後に稽古。23時まで、12時間、ひたすら稽古。

2月3日(火) さらに朝9時から『南へ』稽古。13時終了。本隊は、これから舞台設営、照明の仕込みなど。
私は渋谷でモニター用のテレビを買って、そのあと仙台に直行。藝大主催の震災関連のシンポジウム。17時半から19時のシンポに出席して、そのままUターンして帰京。

2月4日(水) 劇団本隊は、引き続き仕込み。私は午前の便で沖縄へ。アートキャンパスIN 沖縄の基調講演。2月前半は舞台があるので、基本的に引き受けのは、どうしても断れない仕事のみ。ということは結果として、被災地と沖縄と映画がらみの仕事のみ。
講演後、珍しく二軒はしごして泡盛を飲む。

2月5日(木) ホテルで朝食後、7時40分の一便で帰京。羽田から車で東京藝大へ。会議一件。面接一件。帰宅後、13時から15時、寺脇研さんと対談。久しぶりにお目にかかって盛り上がる。アゴラに戻って稽古に合流。15時半からAチームの通し稽古。まずまずの出来。18時から23時までBチームの稽古。

2月6日(金) 9時から13時までAチームの稽古。本隊は、このあと照明の直しと美術の仕上げ。私は、東武東上線で富士見市へ。市役所で職員研修の講演会。夜は市長、副市長、教育長と会食。4月にはキラリ☆ふじみの目の前に、巨大なショッピングセンターがオープンします。キラリ☆ふじみも新しい時代を迎えます。13年前に芸術監督を引き受けたときには、この地区がこんなに発展するとは思っていませんでした。この日は、ららぽーとに来る交流人口を、キラリ☆ふじみを通じて、どれだけ滞留人口に変えられるかという話。22時過ぎに帰宅。

2月7日(土) 9時から13時、Aチーム稽古。13時から14時、テレビ番組打ち合わせ。14時からロボット関係打ち合わせ。14時半からBチーム。そろそろ全員疲れが見えてきたので、この日は19時で終了。それでも10時間の稽古ですね。
帰宅して、遅れていた原稿やメールを書く。