上演が続きます

2013年9月16日

 一週間に一度の更新を目ざすと書きながら、いきなり停滞してしまいました。すみません。

 ベトナムから戻り、その足で、成田から小松経由、自分で車を運転して富山県利賀村で開催されているアジア演出家フェスティバルに合流。さらに、利賀から高知へ、そこから大阪、枚方、滋賀と回って、11日ぶりに東京に戻ってきました。
 この週末は、鳥取の鳥の演劇祭+BESETO演劇祭のオープニングに顔を出し、またその足で直接羽田から上野に向かって、東京藝大でのシンポジウム出席。
 あとは、11月上演の『もう風も吹かない』の稽古と、今週末、利賀で上演する『隣にいても一人』の稽古を進めています。

 今週末からは利賀村で、私が日本側の実行委員長を務めるBESETO演劇祭が始まります。

http://www.beseto.jp/20th/pre/

 ぜひ、おいでください。
 まずは、今週末、利賀村での『隣にいても一人』の上演があります。
 また、10月には、新国立劇場でアンドロイド版『三人姉妹』を再演します。2ステージのみで、すでに完売の回も出ております。ただし、アゴラ劇場支援会員あるいは、BESETO演劇祭の全演目共通パスを持っている方は、いまからで予約可能です。

 さらに、来週末は、神奈川県逗子市で、アンドロイド演劇『さようなら』の上演があります。世界中を回っている『さようなら』ですが、首都圏での上演は、このあとしばらく予定がありません。ぜひ、この機会をお見逃しなく。

http://zushi-maf.info/current_zmaf/

 すでに見たという方でも、お近くに知り合いがいたら、勧めてください。全ステージ、私のアフタートーク付きです。逗子では、同時に、モデル授業、ワークショップも行います。
 逗子では、この間、メディアアートの祭典が行われています。

 そして、その次の週は、いよいよアンドロイド版『三人姉妹』モスクワ公演。まぁ、この話は次回に。

 『地図を作る旅』が、新書版になって白水社から刊行されました。
 いまは、来月、岩波から刊行予定の『新しい広場を作る―市民芸術概論綱要―』の最終校正に追われています。私としては、昨年、上梓した『わかりあえないことから』『幕が上がる』に次ぐ、三部作の完結のつもりです。なんの三部作か、よく分かりませんが、あえて名付けるなら、「すべては演劇のために」三部作です。乞うご期待。

 写真は、ベトナム、ハノイのタンロン遺跡でとってもらったものです。