小説『幕が上がる』刊行

2012年11月09日

 朝起きると、とてつもない数のメールが入っていました。
 昨晩、某新聞社から橋下大阪市長に関するロングインタビューを受けたので、「え、もう炎上?」とも思ったのですが、もちろんそういうことではなく、誕生日のお祝いのメッセージでした。おそるべしフェイスブック。
 そのあと、今日は大阪大学で4コマも授業がある日なので、もくもくと講義を行って、やっとホテルに戻ってきたところです。今年の誕生日は、一人ホテルで過ごします。

 私の誕生日はともかくとして、今日(8日)は、初の小説、『幕が上がる』の発売日でした。
 特設サイトもできました。

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/makugaagaru/
 
 中高校生に読んでもらうために、価格も低価格に設定しました。1300円!
 3時間くらいで読めてしまう作品ですが、映画一本より、お得な気分になっていただけると思います。
 初めての小説で勝手がわからないのですが、出版社からは、最初の一週間の初速が大事だと言われております。ぜひ、お買い求め下さい。
 50歳になってのデビューの気恥ずかしさに耐えてのお願いです。
 よろしくお願いします。

 開き直ってサイン会とかもやります。27日が三省堂神保町店、28日が新宿紀伊国屋本店です。

11月は、関西地区で『銀河鉄道の夜』を上演します。
小学校高学年くらいを対象にしたお芝居ですが、大人の方でも十分楽しんでいただけると思います。60分です。

http://www.seinendan.org/jpn/info/index.html
 

 新刊『わかりあえないことから』(講談社現代新書)も好評をいただいております。
この本を読んだ大竹まことさん(先日、ラジオで初めてお会いしました)が、テレビタックルで、私の名前を出したとかで、いろいろな方から、「テレビで言ってたよ」と声をかけられます。
 さらに増刷が決まりました。こんなペースで売れるのは初めての経験です。
 アマゾンでは、在庫切れの状態が続いているようですが、お近くの大きな書店なら、まだあると思います。20日以降には増刷した物が全国に出回るそうです。アマゾンの在庫切れ状態も解消されるかと思います。
 出版社からのプレッシャーもあり、珍しくメディアに出まくっています。11日は、「NHK短歌」にまで出ます。

 私と劇団のドキュメンタリー映画『演劇1』『演劇2』の上映も進んでいます。先週末からは、大阪での上映が始まりました。全編5時間42分の長編ですが、皆さん、長くは感じなかったとおっしゃっていただいています。
 東京はイメージフォーラム、大阪では十三の第七藝術劇場で、このあと神戸、京都などでも上映が始まります。私もときどき、舞台挨拶に行きます。

 珍しく関西でオーディションもやります。知り合いの方とかにご喧伝いただけると助かります。昨日(7日)は、この公演の記者発表でした。大阪大学と吉本興業の共同企画です。

http://www.seinendan.org/jpn/info/index.html
 
 というわけで、とにかく小説を買っていただきたいというご案内です。

 そして、最後になりましたが、アンドロイド版『三人姉妹』にたくさんのご来場ありがとうございました。次はパリです。