アトリエ春風舎新人事体制など

2010年11月21日

 アンドロイド演劇『さようなら』には、多数のご来場をいただき、ありがとうございました。緊急上演ということで、今回は、平日、昼間のみの公演となってしまいましたが、近い将来、通常の劇場公演の形で、皆さんにお届けしたいと思っております。

 先にご報告したとおり、アンドロイド演劇に続いて、ロボット演劇の第一弾『働く私』を上演いたします。こちらも緊急上演に近い形で、1日のみ、3ステージだけの公演となります。すでに一般受け付けは、即日締め切りとなってしまいました。
 たいへん申し訳ありませんが、こちらも次回、きちんとした劇場公演の機会をお待ちください。

アンドロイド演劇、ロボット演劇ともに、大きな関心を呼んでいるのは、やはり何かそこに、新しい演劇の可能性、あるいは現代演劇の抱える根源的な問題が垣間見えているからではないかと感じています。しばらくのあいだ、この新しい可能性を追い求めていきたいと思います。

 さて、この度、アトリエ春風舎の芸術監督を務めてきた西村和宏が、四国学院大学常勤講師として香川県に赴任することとなりました。
 それにともない、新たにアトリエ春風舎に「支配人」を設置し、以下の新体制にて12月1日より再出発することとしました。

アトリエ春風舎支配人  木元太郎
アトリエ春風舎芸術監督 谷賢一

 アトリエ春風舎は、元来、青年団演出部の発表の場という性格の強い劇場ですが、支配人制度をおくことにより、一層劇場としての機能を高めていきたいと考えています。支配人が劇場運営全体に責任を持ち、芸術監督はプログラムやアウトリーチの内容に責任を負う分業体制となります。
 ぜひ、若い新体制をご支援いただければと存じます。